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ご飯を食べるのがバカらしい、と思ってた

少し前、それこそ高専にいた頃、「ご飯を食べる」という行為がバカらしく思えて仕方なかった。

それは特に学校で強く感じていた。めちゃくちゃ性格が悪いことは自覚しているんだけど、いっつも授業中に寝てるかゲームしてるか携帯で遊んでるヤツが昼になるとみんなと同じようにご飯を食べ始めるのを見ると、「こいつ、授業中はずっと寝てて全然聞いてないのに、昼になると決まったようにメシだけは食うんだな。」なんてことを思っていた。

また、どうせすぐ消化するのに時間を掛けて飯を食べる行為が本当にもったいないと感じていた。1日分の栄養を補えるサプリ的なものがあれば、それ一粒だけ食べて生きていきたい、そんな風に思っていた。

そんなことを思っていたから、高専の2~4年の3年間くらいは、毎日昼食代に親からもらっていた500円を使わずに貯める、ということをしていた。もちろん腹は減るんだけど、昼休みは寝るか、宿題などして空腹を紛らわし、時間を潰していた。結局、その期間で15万円くらい貯まった。

ただ、最近気付いた。

こんな発想はおかしいし、あってはならない。食は「食文化」と言われるように、文化的なことそのものだし、「食によってそいつの人となりが分かる」みたいな言葉にもあるように、人間にとってとても大事な活動だ。

そんな大事なことに気づいたから、最近は積極的に野菜も食べるし、自分で鍋だって作るようになった。カップラーメンも久しく食べてない。他人と比べたらこれでも全然雑な方ではあるんだけど。

こうして考えると、人って何気なく生きているようで、考え方も物質的なものも意外と日々変化しているんだなと思う。ちょっと前に、「良い変化」=「成長」と捉えるように決めたんだけど、まさにいまモリモリ成長している実感がある。

まぁ、どんなときだって変化しない物事の方がもっと大事なんだろうけど。