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湯船に浸かるようになって、風呂が「作業」から「エンターテイメント」に変わった。

最近、風呂に入るときは積極的に湯船に浸かるようにしている。

 これまで、自分にとって ”風呂に入る” という行為は、ただただ面倒な「作業」という認識でしかなかった。中学生くらいまでは「なんで、こんなに毎日毎日風呂に入らないといけないのだろう」、「風呂に入っている時間がもったいない」などと思っていて、学校の宿題や、部屋の掃除、家庭のゴミ出しと同様、できることならやりたくないことの一つだった。

 

最近気がついたことがある。

風呂に浸かり始めたときの、「あ゛ぁ〜〜〜」みたいな声を、多くの人がテレビや映画の入浴シーンで実際に見聞きしたり、自分でも言ったことがあるかと思う。一日動き回って全身疲れきっているときなどに湯船に浸かると、どんなに風呂が好きでない僕でもさすがに「あぁ〜〜〜。気持ちいぃぃぃ〜」ってなってしまう。そして、このときの気持ちよさ由来の声は、シャワーを浴びているだけのときには決して出ることがない。「いや、俺はシャワーを浴びながら『あぁ〜〜〜』ってなるけどね」というタイプ人もいるかもしれないが、少なくとも自分はない。

この2つの違いは、「全身が湯船に浸かる」ことによる気持ちよさが得られる場合とそうではない場合の違い、これだけだ。そんな単純な違いだが、入浴前にちょっと浴槽を洗ってお湯を沸かして入るだけで、シャワーを浴びるだけでは絶対に得られない、「あぁ〜〜〜」と言ってしまうくらいの快感を得られるというのは、実はすごいことなんじゃないかと気がついたのだ。この発見以来、風呂はシャワーだけでなく、しっかり湯船に浸かるようになった。

さらに、入浴剤なんて使おうものなら尚その効果は高まる。

最近はスーパーで買った、「旅の宿 にごり湯シリーズパック」と「露天湯めぐり シリーズパック」というものを入れて入浴しているんだけど、あまりに気分が良すぎて、何も入れない場合に比べて「あぁ〜〜〜」の時間が1.8倍くらい長くなっているのを感じる。しかも、これら2つの入浴剤はあまり値が張るものでもないので、毎日この入浴剤を入れて湯船に浸かったとしてもせいぜい 30円程度で入ることができる。

このようにして、ただの「作業」で、できることならやりたくなかった入浴を、入浴前の少しの手間と数十円の出費だけで、一日の終りに迎える、楽しみな「エンターテイメント」に変えることに成功した。

 

こうした例は、日常のいたるところに転がっている。

例えば以下の記事では、何らかの家事を済ませるときにストップウォッチを用いると効率化が図れるだけでなく、楽しく作業が進められると書かれている。

now-or-never.jp

 

この場合、多くの人にとってただの「作業」であり、やりたくないこととされている「家事」にストップウォッチというツールを導入することで、効率化だけでなく、少しでも前向きに楽しく家事に取り組むことができるようになることを目指している。

こうして、日々の生活のなかに、普段とは違う取り組みや、これまで行っていなかった工夫を加えることで、ただの作業が楽しさを伴う作業になることは多いにありえる。普段の生活で思考停止してしまうことを予防するためにも、こうした意識を心掛けたいと思う。

 


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