日本はもっといろんな「講習」を取り入れるべき

みなさん、最近「講習」って受けましたか?僕は先日記事にも書いた通り、免許更新の際に行われる「初回講習」を受けました。

「いま世の中で自分と全く同じことを考えている人がどれくらいいるだろうか?」と考えてしまう癖が直らない - 笑う大学生の日記

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photo by Sean MacEntee

 

ところで、普段僕達が受ける「講習」ってあまり多く開催されているわけではなく、普通の人が受けるものは自動車免許更新の際に行われる講習くらいのものなんじゃないでしょうか。他にパッと思いつくものでいうと、「◯◯技能講習」や「◯◯安全講習」などが挙げられますが、どれも専門的な知識や技術を必要としている人のためのもので、普段生活している人向けの講習はあまりないような気がします。

 

世間はもっと「講習」を取り入れるべき

例えば自動車免許の講習は免許を手にする際に必ず必要だと思うのですが、僕は世の中に溢れる物事に関してもっと「講習」を取り入れてもいいと思っています。車を運転していて、マナーの悪い運転者がいると「ちゃんと講習受けたのか?」なんて揶揄するシーンがよく見かけられますが、これは運転に限らずもっと多くの場面で僕は感じてしまいます。ですので、これから「こういう場面においても講習を取り入れるべきだ」と思うものについて考えてみたいと思います。

アダルトコーナーでの過ごし方講習

レンタルビデオ店の中でも紳士が集う憩いの場であるアダルトコーナーでは、他人にかなり気を遣いながら選定しなければいけないので、ここでの過ごし方に関する講習はあったほうがいいと思います。

特に、他人との距離感をうまく保ったり、他人の選定しているビデオに関心を持ってはいけないなどの基本的なことはもちろん、目線の適切なやり場などの高度なテクニックも要求される場なので、みっちり講習を受けて最終試験にパスした者だけが入っていいということにしてほしいです。

中でも、カップルで入ってくる場合などは問答無用で免許剥奪ですね。言語道断です。免停+2年間の免許取得停止くらいの罰を受けてしかるべきです。

 

図書館、映画館などの公共の施設での過ごし方講習

公共の空間での振る舞いについても非常に重要で、講習を受けた人だけが利用できる制度にすればいいと思います。図書館は小学生などの時期から使う場所ですが、意外にそういった機会ってないんですよね。「マナーを守りましょう」という張り紙はよくみますが、実際に「マナー」をランク付けして、点数制度にするなどいろいろやりかたはあると思います。

映画館はお金を払っている分、図書館より厳しいレベルにしてもいいと思います。以前映画を観に行ったとき、前に座っている中学生と思しき2人組がいたのですが、そのうち一人が既にその映画を観ていたらしく、隣の友人に「次、絶対びっくりするよ!」などと耳打ちしている声が終始聞こえてきたときは非常に不愉快で、全然映画を楽しむことができませんでした。もう二度とそういうことのないように、彼女にはみっちりと講習を受けていただきたいと思います。

 

店員への態度に関する講習

客として店にいくとき、店員に対する態度も講習で学ぶべきだと思います。これは純粋に「見ていて不愉快な態度をとる客」が非常に多いためです。最も分かりやすい例としては、「店員に対して傲慢な態度を取る客」ですね。お客様は神様ではないし、店員も召使ではありません。その上で、きちんとして被接客マナーを身につけている人材をもっと輩出するための手段としての講習が必要なのではないかと思います。

 

以上、とりあえず3つ挙げてみましたがこの世に「講習」が必要な領域はいくらでもあるので、ぜひ導入していただきたいと思います。どこにお願いしていいのかわかりませんが。