この時期にネットで部屋探しをするのは時間のムダ

本日、人生二度目の部屋探しが終わりました。

結果的にとてもいいタイミングで、好条件の物件を借りられる運びになりそうです。そして、今回の部屋探し、とても大事な知見を得たので備忘録がてら書き記しておこうと思います。

 

ネットに頼りすぎてしまった

最近、HOME'SとかSUUMOとか、やたらネットで賃貸情報が見れるサービスのCMをよく見ますよね。そういったサイトはみなさん知っての通り知名度も高く、部屋探しの第一歩としてよく用いられることと思います。

かくいう僕自身、今回の部屋探しではずーっとこれらの賃貸情報サイトを見て、あーだこーだ言いながら探してました。「ほとんど足を動かさずに、ネットだけでなんとかならないかな?」と思っていました。

けれど、これが今回の一番大きな失敗でした。ネットの情報に頼りすぎちゃったんですよね。

実際、今回も探しながらこれが原因で同じ失敗を繰り返してしまいました。

 

ネットの掲載物件にはかなりタイムラグがある

賃貸情報サイトのページには「新着物件」みたいなマークがありますよね。そして、それが通知できたりも。でも、その時に掲載されてる情報ってかなりタイムラグがあるんですよね。

実際、僕が賃貸情報のページを見て「ここがいいな!」と思った物件が3件ほどあったんですけど、そのどれも、問い合わせてみると既に埋まっている状況でした。2月3日にネットでの掲載が始まった物件に関して、翌日の朝一で確認してみたところ、もう埋まっていました。どないやねん。

この時期だと、内見せずに決めちゃう方もいますし(最終的に僕もそうでした)、不動産屋に行って問い合わせて→内見、その日のうちに契約、なんて方もごろごろいます。けれど、もしそこでネットに掲載されている物件が申し込まれて決まっちゃっていても、大家や管理会社と不動産屋の連絡のラグのせいで、即ネットに反映、というわけにはいかないんですよね。なのでフツーに、申し込みが決まった物件が平然と新着物件として掲載されている、ってことがあるわけです。どないなっとんねん。

多分、何度も引越してる方だと当然のことのように思うんですけど、こうもネットで部屋を探すのが当たり前になってくると、これは意外に見落としがちなポイントなんじゃないかと思います。

 

実店舗に行くのが最も効率的。当たり前にだけど。

結論としては、「不動産屋に行って、担当者に希望の条件を伝えて探してもらい、内見および契約する」というのが最も効率的です。当たり前だけど。

本当に、いま自分で書いてて「当たり前だろバカタレ」って思うんですけど、自分がそうだったように、「いろいろ面倒だからネットで部屋探しをやりたい」勢とか、「部屋探しってアプリでできるんでしょ?」っていうスマホネイティブ勢は、まず不動産屋に行くという選択肢がないんじゃないかと思います。なので、うだうだネットで見て探すくらいなら、とりあえず不動産屋に行った方がいいです。当たり前だけど。いや本当に。

けど、ネットの情報が全く使えないわけではなくて。

僕が今回使って、最終的に一番役に立ったなと思うのがHOME'Sの家賃相場を調べるページ。


家賃を調べる[目安・平均]なら家賃相場【HOME'S】

 

ここで、なんとなく住みたい場所の相場をイメージしたり、比較したり、という使い方は大いにアリだと思います。ここである程度エリアと予算を決めて、不動産屋へ行く、というのが結局ベストなのかもしれません。

 

今回担当してもらった不動産屋の方に、「最近、ネットとかアプリで物件を調べるサービスが流行ってますけど、ぶっちゃけアレってどうなんですか?」と聞いてみたところ、「言葉が悪いかもしれませんが、時間の無駄です」と言われて、ちょっと清々しい気持ちにすらなりました。

読み返して見ると、ほんとーに当たり前のことしか書いてないけど、スマホネイティブ世代にとっては、部屋探し≒ネットでやるもの、という図式になりつつあるのを実感していたので、改めて書いておきました。