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チェコ好きさんの有料noteがおもしろいので、700円くらいすぐに払いますよ。

僕もたまにnoteの有料記事を買います。

どちらかと言うと、「情報」は「無料」であるからこそ価値があって、誰からでも評価を受けることではじめて真価が問われる性質のものだと思っています。けれど、やっぱり今こんな状態になった以上全く手を出さないというのも気持ち悪いですし、参入するプレーヤーが増えると単純に気になる記事も多く出てきたのも事実。

で、なかには支払った分の価値を感じないものもありましたが、今回は最近読んで特に面白いと思った記事を紹介します。

チェコ好きさんの「文系院生・文系院志望生・文系院卒業生、あるいはそれに近い人の進路大作戦」

ブログ「チェコ好きの日記」を書いているチェコ好きさんによる有料noteです。

内容はタイトルそのままで、学生時代にいわゆる「文系」の学科に属していた人たち/したい人たちへの進路に関するアドバイスが書かれています。

なんでこの内容が有料記事になるかというと…、

何回かいっているのですが、文系の大学院に進学することは自殺行為であり、けっこう頭がイカれてないとメンタルが持たないので、よっぽどのことがない限り考えるのは止めておきましょう。私は院生のとき、毎日が地獄で気が狂いそうでした。

っていう、文系を取り巻く厳しい状況があるからなのだとか。

ぼくはチェコ好きさんとは真逆でゴリゴリの理系、例えば鉄を削って目的の材料に仕上げたり、溶かした鉄を型に流し込んで鋳物を作ったり、みたいなまあどちらかというと工学系の学部にいたので正直この感覚は全く知りませんでした。なんなら、「そこそこの国立大学の工学系学部にいって、院に進学すれば大手メーカーに就職できれ将来安泰」みたいな風潮(幻想)がやっぱり未だにあって、「いやぁ、文系の人は大学院まで進んで就職できないのか〜」なんて呑気に傍目に見ていたものです。

逆に言うと、だからこそ、文系の世界が、そしてそこに飛び込まんとする人へのアドバイスがすごく気になってこの記事を買ってみた次第です。結果から言うと、これはめちゃくちゃおもしろかった!

有料noteの難しいところってどこまでレビューしていいかどうか分からないところにあって、「ここはとっても面白かったから引用したい!広めたい!」と購入者が勝手に思っても筆者がそれを良しとしないことも往々にしてあると思うのでこれ以上はなかなか書きづらいのですが、まぁおもしろかったです。タイトルでは「文系の」と書いてあるけど、これはある面では「理系」にも通ずるところがあって、むしろそういう人に読んでもらいたいと思いましたね。いや、だってあの話とかめちゃくちゃあるあるだし。

あとは、これもおもしろかった。

実は、これを読んだ次の日からこの中に書いてあるメソッドをちょっと意識しつつあるんですよ。これらの2本の記事の合計金額は700円なんですけど、その価値は十分にあると感じましたね。

 

「全く知らない人」の有料noteを買う日はくるのか

ちょっと話は最初に戻りますが、有料noteを買うという話はしましたが、とはいえまだ「自分が(一方的にでも)知っている人」のものしか手を出せていないのが現状。だから、そもそも「おもしろいことが書かれてある」というのはそもそも前提にあって、それが約束された状態で買っているようなものなんですよね。ようは、ここで挙げたチェコ好きさんがまさにその例で、もう「そんなん、おもしろいに決まってるやん」がスタートなんです。特に、Amazonでモノを買うときに入念にレビューを見て、競合他社製品と比較するような人間ならなおさらそうだと思います。

そこで気になるのが、「全く知らない、どこの馬の骨かも分からない人が書いた有料noteを買う日はくるのか」ってこと。そもそも、紙の本ですら買う前は著者プロフィールにある所属や経歴を見たうえで吟味して判断するというのに、その辺りがあやふやなnoteで買うのかな、ってのはちょっと思っていて。逆に言うと、まだそこが比較的フラットな今だから、「タイトル」と「無料ゾーン」だけでもめちゃくちゃおもしろかったら全然読まれる可能性もあるかもしれないよなぁ、と。

個人的にはまだそこまでチャレンジする気にはなりませんが、その臨界点みたいなものを超えたときにはじめて、プラットフォームとして次のステージに行った感が生まれるんじゃないかという気がしています。

 

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