『科学的とはどういう意味か』は数学ができなかった文系にこそ読んで欲しい。

森博嗣の『科学的とはどういう意味か』を読んだので感想を書く。 ここ数日は、本当に森博嗣のエッセイしか読んでいない。何しろ読みやすい。冗長な表現がなく流れるような文章のリズムなので、読んでいて疲れを感じない。そんなわけで、森博嗣のエッセイは電…

森博嗣のエッセイ『つぶやきのクリーム』は、読書の醍醐味を教えてくれる。

最近は、もっぱら森博嗣のエッセイを読んでいる。 森博嗣はミステリー作家である。代表作には『すべてがFになる』などがある。森博嗣を知らない人にたいてい、「『すべてがFになる』の作者です」と伝えると合点が行くようだ。逆に言うと、それくらい森博嗣は…

「他人は他人」と割り切れない人は消耗していくだけ

Aについて考えを巡らせながら生活していると、まさにAについて語っている人がいたりすることがある。これはおそらく偶然によるものだと思うけど、それが2度や3度重なったりすることがあって、「今は、そういう時期なんだ」みたいに考えることがある。 最近、…

『「働き方」の教科書』:僕らが思っているほど、人生で「チャンス」はそんなに訪れない

ライフネット生命CEO・出口さんの『「働き方」の教科書』という本を読みました。 この方の本ではその他に『本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法』も好きで、読む前から期待していたのですが、そのハードルを軽々超えてきますね。端的に言って、いま20代前…

あまり本を読んでこなかった22歳が、「読書」に関する本を7冊読んでみて分かった一つの共通点

これまでは、あまり本を読まない人生を送ってきました。 多くても、せいぜい年間30冊くらい。人並みか、それ以下の意識で本に触れてきていたように思います。けれど、今22歳の半ばで、やっと「読書をする」ということに本気で取り組もうという気持ちが出てき…

芸人の”強さ”を知った『プロレタリア芸人』  #読み終わった本リスト Advent Calendar 2015

今年は「これからは積極的に読書量を増やそう」と思った1年だった。 4月に会社に入社して働きはじめたこともあり、「あれもこれも知らない…。まずい。」と焦りが出てきたという理由が大きい。実際、かなり多くの時間を読書に費やしてきたかというとそうでも…

読み終わった本リスト 2015/11/22更新

// 『働く男』星野源 『お笑いラジオの時間』 『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』(コードは使用済です…) 『プロレタリア芸人』ソラシド・本坊元児 『何もかも憂鬱な夜に』中村文則 『BRUTUS特別編集 合本・居住空間学 …

集英社文庫「ナツイチ」のシリコン製のしおりが電車で片手で読むのにめっちゃ適している

最近は紙の本を読むようになったんですよ。主に小説。 ちょっと前まで、「本は電子書籍以外では買いたくないな〜」と思っていたんだけど、実は書店でふらふらしながら気になった本を買うというのが結構好きなので、頑なに紙の本を拒むことで、そのへんのフラ…

千原ジュニアの本「便所は宇宙である」シリーズに学ぶネタ探しのコツ

先日こんなポスターを見ました。 …。 いや、だめでしょ!! 「すっぴん、本気でやかない!」って書いてある化粧品のポスターがめちゃくちゃ日焼けしてたらあかんやん。 いや、ほんとに。一番気にすべきところですよ、これは。絶対にやってはいけないことです…

人生は「黒ひげ危機一発」だ。:オードリー若林著『社会人大学人見知り学部卒業見込』を読んで

僕には「好きな本は何ですか?」 と聞かれて、真っ先に「これです」と答えられる本があります。オードリー若林さんの『社会人大学人見知り学部卒業見込』というエッセイ集です。 かれこれ5回くらい読んでるのですが、読む度に新鮮な体験がある愛読書です。も…

Kindle本体の料金がもったいない? 電子書籍と紙の本の差額ですぐ回収できますよ

Kindle paperwhiteを購入して3ヶ月が過ぎました。 これまでに、既に2~30冊近く電子書籍を買って読んでいるのですが、やはり快適です。やはりです。わかっていたことです。 Kindle Paperwhite (ニューモデル) Wi-Fi posted with カエレバ Amazon 2015-06-30 …