1年以上の育児休暇は取得したい。絶対。

まだ先の未来の話ですが、僕は1年以上の育児休暇は絶対に取ろうと思っています。

もし、そのときのさまざまな環境のせいで難しそうであればその会社は辞めてでも、取得したい。期間は1年じゃなきゃダメです。3ヶ月でも、半年でもダメ。根拠はないけど1年以上は、そいつの成長を見届けていたい。

このリンク先の情報によると、2014年度に育児休暇を取得する男性の割合は2.3%くらいらしいじゃないですか。どう考えても少なすぎる。この数字はもっと大きく、そば派かうどん派かくらいの感じで、好み次第でどちらも選べるくらいじゃなきゃダメだと思うんですよ。なんやねん、2.3%て。

育児休業をとっている人はどれくらい?|公益財団法人 生命保険文化センター

いや、事情はよく知らないですよ。どんなに大切な仕事があるのか、追いかけたい夢があるのか、スーパーボウルに出たいのか、M-1の決勝に出たいのか、TVチャンピオンに出たいのか、そのあたりは知りません。

けど、個人的には【自分の子供が生まれてから、育児に捧げる1年間】より、貴重で、おもしろくて、学びが多く、エキサイティングな1年ってないんじゃないかなと思うんですよ。おそらく、その1年より大切だと自信を持って言える年なんてないんじゃないかと。

(ブログってそもそも極めて個人的なものなのに、「個人的に」なんて書いちゃう/書かないといけない風潮ってなんなんですかね)

例えば、これまでの自分の人生を振り返ってみたとき、当事者だからなかなか感じないのかもしれないですけど「あの1年間は最高に楽しかった。あれを超える年はもう来ない」と胸を張って言える1年は正直ありません。強いていうなら、僕の場合は直近1年間ですかね。

そう考えたときに、ずーっとすぐそばで成長を見届けるのは困難だとしても、せめて、せめて最初の1年くらいは、「ヒト」という動物がどのような成長を遂げ、寝返りを打ち、言葉を発するようになり、たまにウンコを漏らし、自らの足で立って歩くようになるのか、という一連の流れを見てみたい。

もちろん、母親だけでは育児が大変とかそういうのはもちろん大前提としてありますけど、その動物的な好奇心というか、シンプルに「見ていたい」というのが大きいんですよね。

だから、それより大事な「仕事」なんてあるわけないと、思っているんです。

そんなことを考えているんですけど、多分日本の会社ではなかなか通用しないんだろうなぁ。うわあ。そのために、「お前なら、1年後でも3年後でも帰ってくればいいよ」と言ってもらえるような人間になるか、もしくは組織から脱して経済基盤を作っていくか、のどちらかになっていないといけないなと。

なので、結論としては「育児休暇を問題なく取得するために働く」が当面の目標になりそうです。こちらからは以上です。