【就活】なんで面接官は面接中に「趣味」を聞いてくるの?暇なの?

晴れて新4年生になりました。研究室配属はかなり思っていたより険しい道となりそうですが、なんとか新年のスタートを切れました。めでたし。今日は以前も書きましたが、「趣味」と「就活」について少し思うところがありまして。

 

(関連エントリ:趣味に対する認識 - Shimoty's log

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そもそもなぜ、面接で「趣味」を聞くのか?

これはずーっと胸に秘めていた疑問です。アルバイトなどのフランクな面接から、就職面接でも「趣味は何ですか?」と聞かれる、これは一体なぜなのかと。

 

僕は正直に言うと、これと言った趣味はないです。 「何が好きなの?」と聞かれたときに、「強いていうなら…」という程度での答えはありますが、「これが趣味です!」という確固たるものは持っていないです。しかし、これはどうやらあらゆる面接においてはよしとされない事のほうが多いみたいです。

面接官に受けのいい趣味はアクティブな活動です。海外旅行、バンド、フットサルスノボ、などなど、活発的な趣味をあげるといいでしょう。

 「趣味はなんですか?」と、面接で聞かれた時の対処法 | nanapi [ナナピ]

 

こういった趣味の序列みたいな話になってくるのですが、なぜそもそも「趣味」などという業務に影響がないようなことを面接中に聞いてくるのか考えてみたところ、以下の2点が挙げられました。

  1. 面接者の趣味趣向やストレス発散方法を知る
  2. 関係のない話題をあえて聞くことで、面接者の緊張をほぐす

2つ目に関しては、その面接を円滑にうまくすすめるためのクロストーク的な役割を担っていると考えられるので理解できます。しかし、それなら他の話題でも十分ですし、むしろそこから汲み取ってほしい部分でもあります。百戦錬磨の面接官()ならすぐにわかるはずだと思いますが。

問題は1つ目です。ぼくは、これらのことを面接官が面接者に対して聞くメリットがわからないのです。

 

「良い趣味」、「悪い趣味」

様々な就活本や、対策サイトなどを見ていくといかにも「いい趣味」、「悪い趣味」などがあるように思えるのです。前者の例としては、屋外スポーツなどのアクティブな活動や創作活動などが挙げられます。

スポーツやアウトドアなど、アクティブな趣味は好印象を得られやすいです。バレーボールフットサルなど、チームワークが大事なスポーツは特に好印象ではないでしょうか。
アウトドアであれば、海外旅行バックパッカーツーリングなどは人との関わりも多く、好印象だと思います。

一方、収集系の趣味や無趣味などのいわゆる無難な趣味の場合はそのほとんどがその時点で評価されにくいといいます。

履歴書の趣味欄に書かれる趣味で多いものは、
読書映画鑑賞音楽鑑賞などが多いようです。
特にこれといって趣味のない人は、これらの趣味を書くことで面接官の目に止めてもらうことなく、趣味に対する質問も避けられる可能性があると思います。

なぜ「無趣味」がフットサルやマラソンなどのアクティブな趣味より評価されにくいのかというところに疑問を持ってしまいます。

 

さらに最も訳がわからないのが、「無趣味な人や、地味な趣味な人は+αで何かエピソードを付け加えるとそんなにディスアドバンテージではないよ」という風潮。しかし、どうでしょう。フットサルやマラソンなどのアクティブな趣味と比較されたときの穴埋めとして、+αで何か付け加えて話さないといけない、というのはどうにもおかしい話です

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すなわち、「趣味ポイント」で80点を稼いでいるアクティブな趣味の人たちと同じスタートラインに立つために、「趣味ポイント」40点の人たちが余計な努力をせざるを得ないということになってしまいます。これはおかしな話です。僕に至っては「無趣味」ですので、「趣味ポイント」は0点です。ここからどれだけ巻き返そうが80点には到達できるとは思いません。

 

参照:(面接で不採用になる趣味一覧

結論:趣味を聞くのはナンセンス

結論として、いかなる面接においても「趣味はなんですか?」と聞くのはナンセンスでしょう。聞かれたところで、「そういうのもういいから、さっさと本題に入ろうよ…」としか思えませんしね。

 

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