初任給が振り込まれてなくて、「会社員ってヤバいな」と思った話
入社して1ヶ月目のGWに、「やべぇな、これ」って思ったわけですよ。
まぁ、僕の確認不足だったんですけどね。
給料が振り込まれていなかった
入社して1ヶ月。
普通の会社に勤務していると当然、アレがもらえるはずじゃないですか。初任給が。
GWに入る前に初任給がもらえるはずだったんですよ。僕も。
でも、振込予定日以降、なんど確認しても指定の口座に給料が振り込まれてなかったんですよね。
何回通帳に記帳しても、ネットバンキングで調べてみても、残高は0円。
何回確認しても給与が振り込まれてる感じがしない
— 下津曲 浩 (@shimotsu_) 2015, 5月 3
「これは困ったぞ」、と。
「初任給入ったらなにしようかな〜〜」とか考えてたわけですよ。
「遠い地方に住んでいる両親に何かいいものでも買っておくろうかな?」とか、「いやいや、帰省のタイミングでいいメシを食べに行こうかな?」とか、「でも、名刺入れとかまだ持ってないしそういうやつほしいな」とか。
そんなことまで考えていたのに、結局、5月上旬に控えているGWも何もできない、という状況に陥ったんですよね。
なんとか、お金を借りたりおごってもらったりして、なんとか2日程度は外出して過ごすことができたのですが、それ以外の日は家でじーっとしてました。財布のなかに898円しかなかったからね。
「お金がないと何もできないのか」という意見は、とりあえず無視します。
一つの収入源に頼るとは、つまりこういうこと
結局、給料に関しては僕の勘違いで、指定の口座ではない別の口座にしっかりと振り込まれていました。
「給料振り込まれてないんじゃね?」と疑ってしまい、担当の方には本当に申し訳ないなと思っています。
けれど、そんな気持ちと同時に、「あれ?これって、会社員として働く以上避けては通れない道なんじゃね?」という疑問も浮かんできました。
もちろん、今回はただの僕の勘違いだったわけですが、このように「もらえるはずの給料が、しっかりもらえない」という状況は決して起こりえない話ではありません。過去、栄華を極めた名だたる大企業が倒産したり、またそういう危機に陥ったり、ということはいくらでもあります。もう、誰もこういうことは否定できないでしょう。
なので、どんな状況であれ「給料がもらえなくなる」という可能性があるということは常に意識しておかないければなりません。今回は、ちょっとした疑似体験のようなものだと捉えることにしています。
よく、「複数の収入源を持つことでリスクを減らしましょう」って言われるんですけど、今回は身を以てそれを痛感しました。
いつ、給料が振り込まれなくなってもいいように。
こういう状況に陥ったときに、自分を救うのは「豊かなセーフティーネット」か「貯金」か「別の組織やひとりでもすぐに戦える市場価値」のどれかじゃないですか。
僕の場合は幸い両親も普通に生きているのでセーフティーネットはまぁ大丈夫でしょう。
けれど、いまは貯金もなければ、市場価値も全くない。
だから、こんな状態で放り出されるようなことがあればすぐに死んでしまうわけです。誇張じゃなく、マジで。
そこでいま考えられることとしては、
- しばらく働かなくても(6ヶ月程度)生きていけるくらい貯金を貯める
- その間に、市場価値を確実に高める
の二点だけです。
1つ目に関しては、毎月給料の20%程度を貯金していけばおそらく1~2年の間に貯まるでしょう。なので、そんなに考える必要はなく毎月自動的に行えばいいだけの話。
でも、お金はいつか尽きるものですし、いつまでもその貯金だけに頼って生きるのはしんどい。
なので、ぽーんと社会に放り出されたときに「まぁ、普通に食えるくらいには稼げる」といった程度の市場価値を持っていることが大事になってきます。
あんまり大きな声で言うことでもないんですけど、ブログを書いてるのもその理由があったりもします。まぁ、手段は問わずに食べていける”何か”が大事ですよね。
本当はこういうのがいいんだけど。