みんなどれくらいのペースで本屋に行ってるの? 問題

narumiさんと夏目さんのpodcast「donguri.fm」は毎回欠かさず聴いているんですけど、この間更新された「風呂ねたりうむ」の放送回で気になる内容がありまして。

060 風呂寝たりうむ by donguri.fm

というのも、どんな流れでその話になったかとか、詳細は聴いてみてほしいんですけど、夏目さんが「毎日本屋に通う」というんですよ。勤務地が東京駅で、その周辺にある丸善、八重洲ブックセンターなどの大型書店に毎日通っているそうなのです。

この夏目さんの例は少し極端だとは思いますが、そこでちょっと気になったのはみんなどれくらいのペースで本屋に行くんだろう?ということ。僕はだいたい毎週1回は吉祥寺か浜田山あたりの啓文堂、TSUTAYAには行くようにしているんですけど、この「週一回」がもはや多いのか少ないのかも分からない。

例えば、「本はもうすべて電子書籍で揃えているので、本屋には全然行かない」という人も中にはいると思うんですけど、そこんとこどうなんでしょうね。


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生チョコのロールケーキ

約1年3ヶ月ぶりに、鹿児島の実家に帰省している。(実際に、実家で書いている)

一昨年の年末はバイトやら卒研やらで時間が取れず、去年は「みんなが帰省するため旅費が値上がりしている年末に、わざわざ合わせて帰る必要はない」との判断から帰省を見送り、今回こうして年明け今週末に帰ってきた。

実際この時期に帰ってきてみると、「年末年始感」は全くないが、そもそも帰省自体が僕にとってはそこそこ大きなイベントなので、そんなに残念な感じはしないことが分かった。むしろ、店が閉まっていたりすることがないので、2〜3日過ごす分には勝手がいい。これからも、年末年始は外して、1月の2,3週に帰省を実施しようかと思う。

やはり1年以上地元を離れていると、結構その様子は変わっていた。近くの温泉施設がだだっぴろいコンビニに変わっていたり、なんにもなかった更地にコンビニができていたり、ローカルチェーンだったコンビニが大手チェーン店に変わっていたり。それは、家の中でもそう。キッチンにあるスポンジが変わっていたり、冷蔵庫の中身のレパートリーが変わっていたり、新しい家電製品が導入されていたり。自分が新天地での暮らしのなかで日々変化を味わうように、元いた場所も変化を遂げている。帰省するということは、この「変わっているもの」と「それでも変わらないもの」を確認して、受け止める作業なのだと思う。

家族全員が仕事に出ている午後4時。空港から実家に帰り、なんとなく冷蔵庫を開けると、生チョコのロールケーキが入っていた。3年前まで実家にいた頃、僕が好んで食べていたものだ。見た瞬間に分かった。それは前日、帰省する旨を伝えていたため、母が帰ってくる僕のためにと買ってきてくれていたものだった。ちょっと泣いてしまった。

そういえば実家を出る前の誕生日、家族に祝ってもらったのを思い出した。たしか、そのときにも食卓にはロールケーキ。いちごのやつだった気がする。その日の夜も、皆が寝静まったころ、一人布団のなかで泣いていた気がする。僕は無償の愛に弱い。

いつまで経っても変わらないそれを確認するためにも、せめて年に1回は帰ってこよう。

#5 20160120

今日はめちゃくちゃ寒かった。ここ10年くらいで一番寒かったんじゃないかと思うくらい寒かった。それはそれは、もうマジで鼻が取れるんじゃないかと心配になるくらい。鼻が取れてしまっては困るので、なんとか繋ぎ止めたのだけれど。

仕事に関して、金曜に実家に帰省する予定なので、それまでに一旦いろいろと片付けなければならないのだけど、やはりお客様がいる商売なのでそうは言ってもいられない感じがする。PCを持って鹿児島に帰るかどうか、それを左右するのは明日の俺のパフォーマンスにかかっている。いろんなことを高速で片付け、先回りをし、これでもかというほど保険を打っておかないといけない。任せた、明日の俺。

20時くらいに作業を終え、本日の飲み会の地・上野へ。今日は西東京のヤリチン、東東京のヤリチン、そして素敵な女性と個室の和食居酒屋での会合。ほんとうに、ここに書けるような内容は何一つない、そんな飲み会。ゲスの極み乙女。書ける内容があるとしたら、フレンチフライの量に対するケチャップの量が多すぎたことと、貝汁はいつ飲んでも身体の芯まで染み渡るということくらい。きょう話したことをここにつらつらと書きたい気持ちは山々なのだけど、そうするといろいろと終了してしまうので、ここはグッとこらえて、温かいミルクココアを啜り、穏やかなジャズを聴き、お気に入りの本を読んで我慢する。

東京は、暖かい街だ。

#4 20160118

起きたら一面雪。毎朝9時くらいに目覚めて、マッハで支度をして10時の始業に間に合うように準備するんだけど(ドアトゥドアで会社まで40分)、今日はもう雪を見た時点で「あぁ、無理や」と思って定時出社を諦めた。そのときちょうどいい(?)タイミングでお腹が痛くなったので、半休取得の旨を関係者に伝え、しばらく休む体勢に。どうせあの時間に行っても混んでて寒い駅で待たされるだけだったので、最高に正しい選択をしたと思う。

結局、14時過ぎくらいに出社し、いつものごとく仕事を始める。

しかも、こんなに日に限ってかなりタスクに余裕があり、ぶっちゃけかなり暇だった。(とはいっても、むちゃくちゃな要求で振られるタスクがなかっただけのことで、やることはそれなりにある。いつもはこの8倍くらい仕事をしないといけない)半休も取ったし、19時で退社したので、実働は5時間。疲れることなく、ストレスフリーで働き続けるにはこれくらいがベストだなぁとしみじみ感じる。

そんな感じの日だったので、定時に帰宅し、ゆっくりと湯船に浸かったり、夕飯を食べたり、国民的アイドルの通夜みたいな生放送番組を見たり、途中だった『テレクラキャノンボール 2013』を見たりと、なかなか充実していた。

やっぱり、正直なところ雪が降った日くらい、ゆっくりしなよと思う。いや、ほんとに。まあ俺は昼過ぎまでゆっくり寝てたんだけど(お腹が痛かったので)。今日のような様子を見るたび、「そこまでして成したい仕事ってなんなの?」と疑問を抱かざるをえない。どうせその仕事は大したことないし、50年後にはみんな忘れてるから、こんな日くらい仕事のことは忘れてゆっくり家にいようぜって、誰か偉い人が言ってほしい。いまは仕事に対してスーパーポジティブなんだけど、ちょっとそれとこれとは話が違うんですよ。

これは予言なんだけど、多分俺が死ぬまで、日本中のいろんな会社が「雪が降ったら出社する必要なんてないよ」みたいな制度を整える日は来ないんじゃないかという気がする。やってらんねーよな。

はじめてDMMアダルトを使った

観たかったんですよ。『テレクラキャノンボール 2013』が。

きっかけは、たしか2013年ごろだったと思う。ちょうど、この作品が劇場で放映され始めたころ、お笑い芸人のさらば青春の光・森田さん(@saraba_morita)がしょっちゅうこの作品に対して賞賛のツイートを放っていた。「ヤバい」だの「エロすぎる」だの、とにかく気になるコメントを残していたので、その当時この作品がめちゃくちゃ気になっていた。

けど、実際に観ることはなかった。まだ、劇場に足を運ぶほどの観たい気持ちの高まりはなかったし、何しろ学生だったので1本のエロい映画に1800円も払う余裕がなかった。ただ、その頃から『テレクラキャノンボール』の名前はなんとなくずーっと引っかかっていた。

そして、2016年の年始。1月1日、まさかの地上波での『芸人キャノンボール』が放送。これが、とにかく面白かった。手がけたのは、2010年代のテレビバラエティ業界を背負って立つ、藤井健太郎さん。

ここへ来て、改めて高まる『テレクラキャノンボール』への思い。興味。関心。

 

そんなバックグラウンドがありつつ、迎えた今日。午前中から赤羽で飲んでいて、その帰りふらっと浜田山のTSUTAYAに寄ってみた。目的は、ジャズのアルバムだ。そもそも、俺はオスカー・ピーターソンの『Night Train』が借りたくて、わざわざTSUTAYAまで足を運んだ。あった。オスカー・ピーターソンのアルバムを2枚手にとった。それから、そのずぐ近くにあった『I LOVE JAZZ』と『COFFEE BREAK JAZZ vol.1』、それからback numberの新譜もかごに入れた。5枚で1000円。そりゃ、無理にでも5枚選ぶっしょ、ということで半ば強引にこの5枚をチョイスした。

で。ここでふと頭をよぎる。

「そういえば、『テレクラキャノンボール 2013』ってDVDレンタルできないのかな?」

気づいたら、足が動いてた。

とにかく行動力だけはあるので、とりあえず、17歳以下は入れない例のスポットへ。うーん。ない。やっぱり、純粋なAVではないからなのか。結構必死に探したけど、それはなかった。同じく、熱心にDVDを探していた残りの2人の紳士に会釈をして、そこは後にした。そこを出て、あてもなくバラエティコーナーを見てみる。うーん、ここにもない。お笑いのコーナーでもないのかあ。もしかしたら、この店舗にはないのかもしれない。

店頭に置いてある端末で在庫検索をしようかとも思ったけど、「もし後ろにいる人に『こいつ、テレクラキャノンボールのこと調べてる』って思われたらどうしよう」という懸念が生まれ、それは自制した。やっぱり数ミリのプライドが、それをさせてはくれなかった。

こうなると、なんとしても、己の力で見つけたい。

そうして、10分くらい、あまり広くない店内を歩いていた。ところ…、

「2010年代、私が選ぶ映画ベスト◯◯(適当な数字)」のコーナーの第9位にそれはあった。『テレクラキャノンボール 2013』。

!!!!!!!!!!!

しかし、世の中そんなに甘くない。そう。唯一の『テレクラキャノンボール 2013』の在庫は貸し出されていたのだった。もどかしい。観たすぎる。どうしよう。

みたいなことがあって、どうしても今日『テレクラキャノンボール 2013』を観たくなった俺は、DMMアダルトで普通にその動画が買えることを知り、DMMアダルトの会員登録をし、クレジットカードを登録し、500円を支払い、1週間の期限付きで『テレクラキャノンボール 2013』をストリーミング視聴できる権利を得たのだった。(完)