ケンコバ・ジュニアが「好きすぎる人」への思いを語る:「にけつッ!!」 2014.04.28放送

にけつッ!!」という番組は本当にすごい。何がすごいって、今やどの番組もさまざまな趣向を凝らした番組作りをしたり、目新しい企画を生み出しては消滅し…みたいなことを試行錯誤しながら繰り返しているなかで、この「にけつッ!!」は二人の芸人が客の前でただ喋るだけの構成なのですから。本人たちは「二人で30分喋って帰るだけだから楽」だと言うのですからなおのこと驚きです。しかも、毎回トークは面白いし、なんなんですかねほんと。いや、楽しいんですけどね(笑)

そんな、僕が毎週楽しみにしている今週の「にけつッ!!」からエピソードをご紹介します。まずは、ケンコバがあの女優についての思いを述べていました。事の発端は「いいとも」グランドフィナーレを見ていたときのこと。

ケンドーコバヤシ(以下、ケンコバ):(豪華な出演陣を見て)一瞬たりとも目を逸したらアカンな、って思ってたんですけど。

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(超豪華な出演陣)

 

千原ジュニア(以下、ジュニア):はい。

ケンコバ:ぼく、やっぱ「お笑い芸人に向いてないんじゃないかな?」と思うことがありまして。

ジュニア:はいはい。

ケンコバ僕あの、中学生の頃からあんまり人に言ってないんですけど、めっちゃ南野陽子さんが好きなんですよ。

ジュニア:おぉ。

ケンコバ:で、レギュラーゲストの南野さんが映るんですけど、いつしか南野陽子さんをもっと映せ!」っていう気持ちになりましたもん(笑)

ジュニア:ははは(笑)

ケンコバ:いやもう、好きで好きで…。

ジュニア:ほんまに綺麗やもんなぁ!

ケンコバ:はい。南野陽子さんが結婚されたとき、僕一人でちゃんと乾杯しましたもん。「おめでとうございます。」って言って。

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(一人で乾杯する男性のイメージ)

 

ジュニア:へぇ〜!すげぇ。それよっぽど好きやな。

ケンコバ:そうなんですよ。

ジュニア:会ったことは?

ケンコバ:もちろん、お会いしたことはあります。

ジュニア:大阪の人やしなぁ。

ケンコバ:はい、関西の方ですし。で、僕のこの気持を知ってる方がいて、本人に伝えようとしよるんですよ。でも僕全部止めてますから。(ケンコバ、抑止のポーズ)

ジュニア:へぇ、そうなんや。

ケンコバ:はい。なんか、不快な思いをされたら嫌だなと思って。それくらい好きなんですよ。

普通、アイドルが結婚なり交際が発覚したときってファンはサーって一気にいなくなるイメージがあるのですが、ここまで本当に好きな人だと普通に祝えちゃうんですね。純情だ…。

ジュニア:あるよな、好きすぎて逆に…みたいな。

ケンコバ:だから、僕けっこう昔からそういうところがあって。本当にありがたいことにプロレスラーの方に「今度メシでも行きましょうよ」って言われても、行けないんですよね。

ジュニア:へぇ〜。俺も、ボクサーとご飯の時とかすっげぇ緊張するもん。あんま味せぇへんもんね(笑)

ケンコバ:(笑)もうベロがおかしなって(笑)これをね〜、行ける人になりたいんですけどね。

ジュニア:行ける人にね。

ケンコバ:一番楽しいですもんね、ファンの人と食べれたら。

ジュニア:「いいとも」の大忘年会でも、あっちこっちに行ける人とずっとこう「…」ってなってる人といて。

 芸能人って、みんな社交的でみんなクラスの1軍みたいな印象でしたけど意外にそうでもないんですね。たしかにいろんな人の話を聞いても、全員が全員いつも明るくてONの状態を保っているわけではなさそうです。

それにしても、「好きすぎ」たり、「尊敬しすぎ」ている場合って恐れ多くて一緒に談笑とかできなさそうですね…。僕も一度、東京03のライブ後の握手会でお三方とそれぞれ数秒ずつくらい話す時間があったのですが、「これでもか?」という程にイメトレした内容の言葉が全く出てきませんでしたからね(笑)

「あっ…。おっ、、、おもしろかったです!」しか言えなかったあの日の姿は、今でも痛々しく鮮明に覚えているのですが、こういう場面に出くわしたら死ぬまでこんな感じなんだろうなぁ、と思いますね。